運動会
昨日は息子達の小学校の運動会でした。毎年色々なドラマがある運動会の中でも花形といえばやはり全校リレーですね。今年は団の代表として、1年生の息子の保育園時代からの同級生の女の子と、クラスで一番の仲良しの男の子が選ばれたというので、とても楽しみにしていました。
ところが、運動会前に息子が「男の子の方がどうしても赤団と黄団の子に勝てないんだよ(息子達は青団、白も合わせて4団)」と心配して話すのを何度か聞いていたので、当日ハラハラしながら見守っていたら何と!青いハチマキが先頭でした。「凄い、凄い、かっこいい~」と手に汗握りながら夢中で応援していると、普段にない精一杯の走りをして力尽きたかのようにバトンで失敗してしまいました。
が、残念な気持ちは全く湧きませんでした。
6年生でも疲れ切ってしまう運動会の最後の競技で、父兄も合わせると2000人以上の観衆の中、1年生が団の代表として走るというだけでも大変なことです。結果がどうあれ、そこにいたるまでの努力をしたこと、本番で底力を見せたこと、その粘りと意志の強さに感動し、そして息子がそういう友人を持てたことに感謝しました。
頑張る分野は違っていても、相通じるものがあるから友達になれたとしたら光栄なことです。その男の子はきっと今回の失敗(私は失敗とは思いませんが)をバネにまた大きく成長することは間違いありません。
そして、女の子の方も頑張りをみせてくれました。
私は幼稚園時代からずっとマンモス校で育ったので、町中の保育園なのに次男の年長の同級生がたった6名しかいないということを、一年間とても不安に思っていました。ところが6名のうち、たまたまもう1人濱田真唯子ちゃんという(黙っていればとても可愛い)元気な女の子が同じ学校で同じクラスとなりました。そして宮崎でも大きい方の学校の中で、学年の団の代表となり、堂々2位でバトンを渡しました。女の子ですがとてもかっこいいなあとホレボレしました。力さえあれば同級生の数など関係なく、どこでも通用するのですね。お勉強の方でも勢いとスピードがあり、次男の良きライバルとなっています。東大に行く!と言っているので将来がとても楽しみです。
この2人の頑張りをみて、どの分野でも構わないので、1度や2度の失敗にはくじけない本当の力を息子達にもつけて欲しいものだと思いました。
2010年10月19日【39】