桜
今はまだ咲いていない枯れ木のような桜も、よく見ると沢山の花芽をふくらませています。冬の寒さに耐えながら、じっと我慢して根を伸ばし花芽をつけ、暖かくなって花開くのを今か今かと待ち望む、、、。
まさにそれが子供の教育ではないかと思える今日この頃です。毎日毎日の下積みに目に見える成果はなかなか現れません。でも根気よく続けていると、ある日ふと「よく出来るようになったなあ」と感じることがあります。その期間は3か月かも知れないし、半年か1年かも知れません。もっともっと時間がかかることもありますが、途中で努力することをやめたり諦めたりしなければ必ず結果がついてきます。
楽しいばかりではない子供の教育に行き詰まった時は、ノルマを少し減らしてみましょう。それだけで子供は喜びます。例えば、うちの息子は毎日ピアノの練習をして(させられて)います。疲れている時や、体調が悪そうな時に「リピートしなくていいよ。」と言うと、本来なら最低2回ずつ弾かなければならないところを1回で済むので練習時間が半分になります。大喜びでさっさと適当に弾いて終わらせます。それでも全くしないよりましだと思うのです。たまには手抜きも許してあげましょう。
2008年03月09日【28】