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夏休みですね。

 学校の宿題はもう終わりましたか?まだ手をつけていない?半分終わった?
 当センターの生徒さんに聞くと、「宿題をもらった日に全部やってしまった。」という女の子がいます。プリントにして20数枚位だとのことですが、1年生で2年生の学習を普通にこなしているその子にとっては大した量ではなかったようです。そして、普段から習っているバイオリン・ピアノそしてバレエは週に3回の他に、夏休みだけテニスやバレーボール,スイミングもするのだとか、、、。勿論お勉強もたっぷり一日プリントにして10枚以上やってきます。見ていると10枚のプリントをやり終えるのにそんなに時間もかかっていません。何もかも楽しくて仕方がないという様子です。これが本当に「頭が良い」子供の生活なのだなあと感心します。
 折角の夏休み、親子共々充実した時間を過ごしたいものですね。

 
 

夏休みですね。2007年08月06日【20】

読解力・2

 漢字を先に覚える利点は沢山あります。まず、言葉の意味を考えるようになること。日本語においては殆どの漢字に音読み・訓読みの2通り以上の読み方があります。その読み方を覚えるためには前後の文との関連性を考えなければなりません。例えば、「生」という漢字では「生きる」「生もの」「先生」「一生」など、それぞれの意味や使い方がわかってこそ「生」という漢字を覚えたといえます。
 それが熟語になれば、音読み・訓読み以外にも湯桶読み・重箱読みとまたまた複雑なことになります。それらを身につけるためには本を沢山読み、色々な会話をし、文章を実際に書いてみて、使い方を理解させる必要があります。そのような過程が語彙を増やすのにとても役に立つようです。
 漢字学習と音読だけで終わりがちな小学校の国語の授業の多い中、ある有名私立小学校では一年分の漢字を前倒しでゴールデンウイーク前に覚えさせてしまうとのこと。そうすれば語彙が身に付いた上で読解力をつける学習に十分時間をかけることができます。
 実際、当センターでも学年より早い年齢で漢字を学習し終えている子供達は、その学年の国語の問題を難なくこなすことができます。それだけ言葉を理解する能力が高くなっているようです。.

読解力・22007年06月17日【18】

読解力・1

 文章を読み取る力は、国語だけでなく算数や他の教科においても重要です。例えば算数で問題になるのが「立式」。答えはわかるのに正確に式をたてることが出来ない子供が最近増えてきました。平気で3ー8=5と書きます。意味がわかっていない証拠です。文章を読み、足し算か引き算か、何から何を引くのか足すのかと考える過程が頭の中にしっかりと組み立てられていないと正しい式を立てることはできません。
 そのような思考過程を作るのは幼児期の読書量に深く関係があります。ただ本は何でも適当に読めば良いというものではなく、読み方読ませ方も大切です。そして、一番大切なのは語彙を増やすことです。子供はある程度のレベルに達するとわからない言葉を聞き逃さなくなります。「それはどういう意味?」と聞かれた時に的確に答えてあげたり一緒に調べたりする努力も必要です。 

読解力・12007年06月17日【17】

記憶の維持

 3歳くらいまでの子供の記憶力には目を見張るものがあります。諺でも、漢字(読み)でも、九九でも、好きな恐竜や虫の名前でも何でも、真綿が水を吸うようにいとも簡単に覚えてしまいます。同じ条件で何かを覚えさせようとしたらお兄ちゃんやお姉ちゃんより先に下の子の方が先に覚えてしまうはずです。そして両親は内心「この子は天才だ!他の子と違うぞ。」とほくそ笑みます。
 しかし、半年ほど過ぎてから聞いてみるときれいさっぱり忘れています。あれだけ完璧に覚えていたはずなのに、とがっかりします。
 右脳のみに頼った単純な記憶は、覚えるのも早いけれども忘れるのも早いのです。そしてその能力が一番高いのが3歳まで。4歳を過ぎると単純に記憶させることがだんだん難しく時間もかかるようになってきます。
 では、どうすれば記憶したものを維持させることができるのでしょう。本当の記憶力とは右脳の瞬発力のみに頼ってすぐ忘れていまうものではありません。記憶を長く維持し、また忘れても短時間で再生させる能力を身につけてこそ記憶力が高いといえます。
 

記憶の維持2007年05月08日【13】

県名を覚えよう!

 小学生(低学年)が47都道府県名を覚え始めました。宮崎の隣の県は?と聞いたら、誰かが威張って「東京」と言ったのが始まりです。皆によくよく聞いてみると「青島県」「綾県」「国富県」(宮崎の人にしかわからない!?)おまけに「九州県」まで出て来ました。聞いている私としては面白かったのですが、せめて隣の鹿児島や熊本くらい知っていて欲しかったなあと、、。
 地名は社会科を勉強する上で非常に大切です。地理だけではなく、歴史でも政治経済でもこの地球上の「どこか」で起こっているからです。学校の社会科の授業では時間が足りないせいかなかなか身に付けることができません。余程しっかり自分で勉強しないと高校生でもすらすらと言えないのが現実です。
 そこで、皆でまず日本の県名から覚えようということになりました。覚え方はいろいろあります。近いうちに特別に「地理で楽しむ時間」を作りたいと考えています。

県名を覚えよう!2007年04月12日【11】

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